日本には様々なクレジットカードが存在しており、1,000種類以上存在していると言われています。これだけ多いと、どのカードを選べばよいのか分からなくなってしまいます。
そのため、今回はクレジットカードを『選ぶ基準』の紹介します。キャッシュレス初心者でも理解しやすいように心掛けました。実際に私もこの基準に則って選んでいます。
- クレジットカードを決める際に、何を重視すべきか
- どのような観点で決めればよいか
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【クレジットカードの選び方】4つの基準
個人的に選ぶ基準としているのは、下記4つの通りです。
- 年会費が無料
- ポイント還元率が1.0%以上
- ポイントの使いやすさ
- 独自の特典
クレジットカードの選び方1. 年会費が無料か
まず一番重要となるのが『年会費』です。その名の通り、1年間クレジットカードを保有しているだけで掛かる費用です。
この年会費はクレジットカードによって異なり、0円(無料)から1年で1万円ほど掛かるようなクレジットカードもあります。
日本には無料のクレジットカードもたくさんあり、個人的には無料のカードがおすすめです。使用用途にも異なりますが、わざわざ有料のカードを持つ必要はありません。
無料のクレジットカードでも大きく2種類あります。
- 完全無料
- 条件付き無料
年会費は完全無料
一番好ましいのがこのパターンです。クレジットカードを作ったところで、年会費が0円です。
つまり維持費が一切掛からないので、作った直後に使い勝手が悪い、もっと良い条件のクレジットカードができた場合に、すぐに乗り換えることができます。そして、何もしなくても無料なのでタンスの奥にしまっておいても大丈夫です。
これに当てはまる代表的なカードは下記のとおりです。
- リクルートカード
- エポスカード
- イオンカード
- 楽天カード
条件付き無料
この条件付きで無料となるクレジットカードはそこまで多くありません。下記のような条件が一般的です。
- 年間10万円以上の使用で年会費が無料
- 年間1回でも使用すれば無料
1年で1回でも使用すれば無料となる場合はハードルが高いですが、年間◯万円以上は結構ハードルが高いです。実際ハードルは高くないですけど、年会費を無料にするため買い物をする義務感が発生するので、できるだけ避けたいです。
- ビックカメラSuicaカード:1年1回以上の利用で次年度無料
- エポスゴールドカード:年間50万円以上で次年度無料
年間10万円程度ならば余裕かもしれませんが、年間50万円となると際どいです。
自分が毎月いくら使っていて、いくら分をクレジットカードで支払えるのか計算していた方がよいでしょう。毎月5万円を使っていても、必ずしもすべてのお店でクレジットカードが使えるとは限りませんので、注意が必要です。
クレジットカードの選び方2. ポイント還元率
年会費と同じぐらい重要なのが、ポイント還元率です。
個人的にクレジットカードで支払う意味としては、手買い物金額に応じてポイントが貯まることです。
そのため、できるだけポイント還元率が高ければ高いほうが良いです。多くのクレジットカードであれば0.5%~1.0%がほとんどを占めています。
個人的に1.0%未満のクレジットカードは使いたくないですね。その中でも、特にリクルートカードは1.2%とかなりお得です。
これが有料のクレジットカードだと、さらにポイント還元率が増えると思いきやそうでもありません。国内でも有名な無料と有料のクレジットカードを比較してみました。
クレジットカード名 | 年会費(税抜) | ポイント還元率 |
---|---|---|
楽天カード | 無料 | 1.0% |
楽天ゴールドカード | 2,000円 | 1.0% |
楽天プレミアムカード | 10,000円 | 1.0% |
エポスカード | 無料 | 0.5% |
エポスゴールドカード | 5,000円 | 0.5% |
リクルートカード | 無料 | 1.2% |
リクルートカードプラス(※) | 2,000円 | 2.0% |
※リクルートカードプラスは新規受付終了しています。
このように、無料のクレジットカードでも、有料のクレジットカードでもポイント還元率はほとんど変わりません。そのため、ポイント還元のみを考えるのであれば、無料のクレジットカードでも十分大丈夫です。
クレジットカードの選び方3. ポイントの使いやすさ
いくらポイント還元率が良くても、ポイントの使い勝手が悪くては何の意味もありません。
個人的には1ポイント1円から使えるようなクレジットカードが好きです。それが無理な場合、100ポイントから使えるのが望ましいです。
例えば、リクルートカードであればポンタポイントに変えると、ローソンで1ポイント1円から使えます。楽天カードであれば楽天市場で1ポイントから1円で使えます。
また、貯まったポイントは生活延長線上で使えるのが望ましいです。リクルートカードであれば、髪切る時に利用しているホットペッパービューティーで使えます。ビックカメラSuicaカードでは、スイカチャージで貯まったポイントが、スイカへチャージできます。
クレジットカードの選び方4. その他特典があるか
最後の選び方として、クレジットカードを持っていることで、何か価値を提供してくれるかの観点です。
例えばエポスカード。一部の居酒屋やカラオケを利用する時には、10%OFFの特典があります。他にも、OIOI(マルイ)の『マルコとマルオの7日間』でも、店内商品が10%OFFとなります。
イオンカードであれば、毎月20日30日はお客様感謝デーのため、イオンでの買い物が5%OFFです。
他にも青山ライフマスターカードで、洋服の青山でスーツを買う場合は、『5%割引』かつ『4%ポイント還元』です。
このように、必ずしも高還元率のリクルートカードをすべてのお店で使わず、お店によって使い分けるのが賢い使い方です。もちろん、有料のクレジットカードを持つ必要はなく、無料のクレジットカードで十分です。
このよう、ポイント還元率にとらわれず、直接還元されることもあります。むしろ、最近では、ポイント還元率よりも直接還元率を重視しています。
クレジットカードの選び方基準4つのまとめ
ここまで紹介してきた4つのポイントを再確認します。
- 年会費が無料
- ポイント還元率が1.0%以上
- ポイントの使いやすさ
- 独自の特典
どれも重要な項目ですので、外せません。
さらに、無料のクレジットカードkyashを使用すれば、2.0%ものポイント還元率がプラスされます。リクルートカードと併用すれば、完全無料でありながら3.2%(1.0%+2.0%)のポイント還元となります。
無料でありながらゴールドカードを持つこともできます。今回は3つのゴールドカードを紹介します。