みなさん自転車保険は入っていますか。今回は自転車保険について書きました。
自転車保険は自治体によっては加入必須の地域もありますので、参考にしてみてください。
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なんで自転車保険が必要なのか?
自転車に乗ることで、事故を起こすリスクがあります。自転車に乗っていて事故を起こしたら、自動車同様に賠償金が発生する場合があります。
全日本交通安全協会によると、およそ5分20秒に1件の頻度で、自転車事故が起きているようです。(平成27年調べ)
その中には、約9,500万円の高額賠償が命じられたり、5,000万円や2,500万円の賠償命令が下されたり過去の事例であります。
また、自転車保険の加入義務がある自治体が存在します。今では埼玉県・兵庫県・鹿児島県・大阪府・滋賀県などの県が、京都市・金沢市・名古屋市などの市が、自転車保険の加入義務があります。
自転車保険の目的は何か?
大きく下記3つの場合に対応できます。
・自転車に乗っていて、「相手を怪我させた/相手の物を壊した」時に補償
・自転車に乗っていて、「自分が怪我した/自分が入院した」時に補償
・その他(日常生活中を補償)
のような場合に、保険金が出る保険です。
おすすめな自転車保険
各々の会社で賠償金額補償がある一番安いプランを見てみました。
eサイクル保険(Bプラン)/東京海上日動保険
こちらは東京海上日動保険が販売しています。
eサイクル保険は月々320円から、日常生活の個人賠償責任補償が最大1億円までカバーできます。過去の事故事例から、1億円もあれば十分な補償額だと思います。
その他死亡・後遺障害が残った場合には、最大300万円が支払われ、入院保険金は日額3,000円となっております。
怪我させた場合と怪我した場合の両方備えられるのが良いですね。
申し込みにはインターネットの他、近くのローソンでも申し込めます。
東京海上日動保険のeサイクル保険の詳細はこちらにあります。
まとめ | 死亡・後遺障害 | 入院保険金日額 | 最大賠償金額 | 保険料 |
eサイクル保険(Bプラン) | 300万円 | 3,000円 | 1億円 | 320円 |
ネットde保険@さいくる(Cコース)/三井住友海上保険
三井住友海上火災保険が販売しています。
こちらの保険は賠償責任を最大3億円まで補償しているのが注目ポイントです。この賠償金は自転車で相手を怪我させたり、財物を破壊した場合のみならず、その他日常生活中の事故にも補償がつきます。例えば、「マンションで、風呂場の水を溢れさせて、階下の他人の部屋に浸水させてしまった。」のような時に支払われるようです。
一番安いプランで月々およそ333円となっております。
申込方法はインターネットに限らず、セブン-イレブンでの申し込みも可能です。セブン-イレブンで申し込む場合は、「自転車向け保険」という名称になりますが、「ネットde保険@さいくる」の一番安いコースとほぼ同じ保険料、同じ補償となっています。
三井住友海上火災保険のeサイクル保険の詳細はこちらにあります。
まとめ | 死亡・後遺障害 | 入院保険金日額 | 最大賠償金額 | 保険料 |
ネットde保険@さいくる | 290万円 | 4,000円 | 3億円 | 333円 |
サイクル安心保険(プランA)/全日本交通安全協会・自動車保険制度
こちらは、損保ジャパン日本興亜と全日本交通安全協会が手を組んで販売しているプランです。
なんと言っても保険料の安さが売りです。1ヶ月たったの103円から保険に加入することができます。
しかし、月々およそ100円という事もあり、補償の範囲は狭くなっています。
自転車で相手に怪我を負わせた時の補償のみで、自分自身が怪我した時の保険金はありません。そのため、必要最低限の保険で良い方にはおすすめの自転車保険です。
全日本交通安全協会のサイクル安心保険の詳細はこちらにあります。
まとめ | 死亡・後遺障害 | 入院保険金日額 | 最大賠償金額 | 保険料 |
さいくる安心保険(プランA) | – | – | 1億円 | 103円 |
自転車向け保険 Bycle(ブロンズ)/au損保
au損保は、あいおいニッセイ同和損害保険とKDDIが共同出資する会社です。あいおいニッセイ同和損害保険(AD)は国内正味収入保険料第4位の会社で、第3位の三井住友海上火災保険(MS)とホールディングス化しており、そのMS&ADホールディングスは国内正味収入保険料は国内No.1のシェアとなっております。
au損保とありますが、携帯がau以外の方でも、もちろん契約できます。
一番安いプランは月々360円と今回紹介する保険の中では、一番高い保険料となっております。
その代わりに、自転車ロードサービスや24時間365日対応など、サポートが充実しており、自転車保険のランキングでも一番人気の保険となっております。
au損保の自転車向け保険 Bycleの詳細はこちらにあります。
まとめ | 死亡・後遺障害 | 入院保険金日額 | 最大賠償金額 | 保険料 |
自転車向け保険 Bycle(ブロンズ) | 250万円 | 4,000円 | 2億円 | 360円 |
まとめ
各社のプラン一覧にまとめました。
各プラン | 死亡・後遺障害 | 入院保険金日額 | 最大賠償金額 | 保険料 |
eサイクル保険(Bプラン) | 300万円 | 3,000円 | 1億円 | 320円 |
ネットde保険@さいくる | 290万円 | 4,000円 | 3億円 | 333円 |
さいくる安心保険(プランA) | – | – | 1億円 | 103円 |
自転車向け保険 Bycle(ブロンズ) | 250万円 | 4,000円 | 2億円 | 360円 |
下記は、保険市場のネット申込ランキングです。(引用元:保険市場)
上記から考えるとこのように考えられます。
・保険料をできるだけ安く済ませたい → さいくる安心保険(プランA)
・総合的なバランスがほしい → ネットde保険@さいくる
・みんなが申し込んでいる保険がいい → 自転車向け保険 Bycle(ブロンズ)
ここに載っている会社は、どの会社も安心できる企業です。そのため、自分にはどのような補償が必要なのか、どの範囲まで必要なのかをしっかり見極め、自転車保険に加入してください。
併せて自動車保険や団体保険のような会社の保険でも、自転車保険の特約もある場合がありますので、あえて自転車保険に入る必要性はないかもしれません。それらの保険の見直しをしてみてください。