証券会社

証券会社の貸株はメリットよりもデメリットの方が大きい?

こんにちは、けんちょぴです。

オリックスの株主優待が全然来ないなと思っていたら、自動的に貸株となっていたことにより、株主優待が貰えない仕様となっていました。

私はGMOクリック証券で貸株サービスを利用していますので、その利用している際に感じているメリットやデメリットをまとめました。

証券会社の貸株制度とは?

貸株制度とは、自分が保有している株式を証券会社に貸して金利を受け取る制度です。下記がイメージ図です。

貸株サービスのイメージ

引用:GMOクリック証券

証券会社に保有株を貸しているものの、いつでも自分の好きなタイミングで株式の売却が可能です。わざわざ貸株解除等の手続きも不要です。

多くのネット証券会社で取り入れられております。私が愛用するGMOクリック証券の他にも、SBI証券、楽天証券、カブドットコム証券などの証券会社でこの貸株サービスが導入されています。

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貸株のメリットは何?

証券会社から金利を受け取ることができる

保有株式を証券会社に貸しているので、その金利分の利息を受け取ることができます。

例えば、1万円の株式を100株(1万円×100株=100万円分)を貸株金利1.0%で1年間証券会社に貸していたとすると、100万円×1.0%=1万円の金利を貰うことができます。

引用:GMOクリック証券

配当金相当額を受け取ることができる

貸株をしていると、名義が証券会社に移ってしまうので、配当金の受け取りができません。

「それって損じゃん。」と思われる方でも平気です。配当金に相当する『配当金相当額』を受け取ることができますのでご安心ください。

株主優待も受け取ることができる

証券会社にもよりますが、GMOクリック証券では『金利優先コース』と『優待コース』の2つがあります。

『優待コース』に設定しておけば、株主優待の権利日前までに自動で貸株を解除するような仕組みがあり、株主優待が貰えます。

『金利優先コース』のようなプランにしておいた場合は、株主優待が貰えませんので注意が必要です。

私はこの設定をミスっていましたが、ちゃんと株主優待も貰うことができます。

貸株のデメリットは?

プランによっては株主優待が受け取れない

前述の通り、『金利優先コース』を選択してしまうと、株主優待は貰えません。

私はオリックスやJT等『金利優先コース』としてしまっていたので、株主優待が貰えませんでした。

株主優待メインの方は必ず、プランを確認する必要があると思います。

株主優待が貰えるが、長期優待は適用されない可能性がある

残念なことに『優待コース』を選択していても、株主優待の長期保有による長期優待を受け取ることができない恐れがあります。

Q:継続保有の株主優待や長期保有特典・記念優待を実施している銘柄について、貸株サービスで注意する点はありますか?

A:回答
貸株中は、お客さまの保有株式を貸出している状態(所有権を移転していること)となりますので、その株式を所有していないこととなり、継続保有としてみなされないおそれがございます。
発行会社によっては、決算日以外でも臨時株主総会などで株主を確定し、株主名簿として登録した場合、その株主データを長期保有の株主条件として含む場合がございますので、ご注意ください。
※継続保有の定義につきましては、各発行会社によって解釈が異なるかと思われますので、各発行会社にご確認いただきますようお願いいたします。

引用:GMOクリック証券

これは貸株を利用すると、名義人が変更となってしまうため、継続保有とみなされないことがあるということですね。長期間株を保有している株主にグレードアップされる株主優待がある場合には、注意が必要です。

例えばコカ・コーラ(2579)は保有期間3年以上で、株主優待がグレードアップしますが、『金利優先コース』と『優待コース』のどちらを選択しても、このような長期優待は受けることができない可能性があります。

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配当金相当額は雑所得扱いとなる

通常の配当金は『配当所得扱い』となっています。

残念なことに、貸株中に受け取ることができる配当金相当額は『雑所得扱い』ということです。そのため、配当金相当額が20万円以上を超える場合は、確定申告が必要となり、さらに税金が引かれて結果的に金利よりもマイナスとなることがあります。

引用:GMOクリック証券

雑所得となると、ソーシャルレンディングや仮想通貨等も同様の扱いですので、これらの運用と相談することになります。

『優待優先コース』にしておけば、株主優待と配当金の権利確定日が同日ならば、通常の配当金を受け取ることができます。

証券会社倒産時には保有株式を失うリスクがある

投資者保護という観点から、万が一証券会社が倒産した時には、1,000万円を上限に補償が行われます。

しかし、貸株は証券会社に株を貸す制度のため、名義が自分名義から証券会社に移っています。そのため、株を貸していることから、貸株時にはこのような投資者保護が受けられません。

大口証券会社が潰れることはほとんど無いともいますが、このようなリスクも頭に入れておきましょう。

実際に貸株するとどのくらいの金利なの?

貸株の実績

私がGMOクリック証券で保有している株は、現在(2018年7月7日)4企業のみです。どれも金利0.1%と貸株対象外と、そこまでおいしいわけではありませんが、「少しでも利息が貰えるのであれば」と思って貸株を利用しています。

貸株サービスのまとめ

貸株サービスは、金利を受け取ることができて一見良いサービスに見えます。

しかし、メリットの裏側にはデメリットも存在していますので、どちらが良いのかしっかり判断して、サービスを受ける必要があります。

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