こんにちは、けんちょぴ(@kenchopi17)です。
私はオリックスに魅力を感じ、株を購入しました。どのような魅力があるのか解説していきます。
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オリックスの事業内容は?
オリックスの事業は幅広いです。
まず主力なのはリースです。オリックスのリース事業は国内で業界No.1の売上高を誇っております。今の世の中は物を持たない時代になりつつあり、リース業界は今後も成長が望まれる業界ではないでしょうか。
ちなみに私の同期は保険よりもリースの方が将来性があると転職していきました。
その他にも法人金融や不動産、太陽光やインフラなどへの事業投資、リテールなど幅広い分屋に携わっています。
リース事業の「金融」と「モノ(物件)」があったからこそ、そのリースで培われた2つが軸となって今の事業に発展しています。例えば「金融」であれば、投資や生命保険、銀行などに派生されました。
また、海外事業にも積極的に展開しており、今では35カ国を超える国で事業を行っております。
オリックスの業績はどうなの?
ひとことで言うと53年間連続で黒字です。リーマンショック時には凄まじく業績悪化されていますが、この年においても黒字でした。
引用:オリックス決算資料
さらには4期連続の過去最高益更新や9期連続の増益を達成しています。ROEは12.1%と高く優良企業と言っても良いでしょう。
日本企業の場合、ROEは5%が平均的であり、10%を上回ると優良企業と判断される目安の一つです。
現時点での予想PERも7.4倍とかなり割安の水準となっています。
PERの場合、10倍を下回ると割安と判断されます。
引用:オリックス決算資料
今後のオリックスが考える経営目標としては、
- 純利益の年間成長率が4-8%
- ROE11%以上
- 配当性向は27%
- 自社株買いを株主還元と考える
があります。
引用:オリックス決算資料
上記より、爆発的な成長は望まないものの、持続的に地道な成長が見込まれると判断しました。
オリックスにも怖さはある
もちろん今の業績がいいからと言って、今後の保証はできません。
例えば2007年1月には3,400円であった株価も、2008年1月に1,600円、2009年に400円、2010年に800円とリーマンショックの影響を受けた時がありました。
もちろんリーマンショック時の水準に戻る怖さもありますが、多角的な事業を行っておりますので、大丈夫なのではないかと楽観視しております。
オリックスの株主優待は何?
9月末日と3月末日に100株以上保有者に株主優待の権利が与えられます。実際に株主優待を受け取るのは、およそ3ヶ月後の6月と12月です。
オリックスの株主優待は大きく分けて2つあります。
株主優待 | 9月末 | 3月末 |
ふるさと優待 | × | ◯ |
株主カード | ◯ | ◯ |
ふるさと優待
一つ目は「ふるさと優待」です。
※3月末日のみです。
3年以上継続保有でAコース、3年未満保有でBコースとなっています。それぞれカタログギフトから選べるので、自分の好きな物を貰えることになります。
普通に考えると、Aコースの方が良さそうですね。私はまだ3年未満ですので、Bコースで我慢します。
一例だと、Aコースでは北海道産熟成牛ステーキやタンブラー等があり、Bコースではナチュラルチーズの詰め合わせや京菓子詰め合わせ等があるようです。
毎年ふるさと優待の中身は代わるようですが、Aコースで10,000円、Bコースで5,000円相当の品物のようです。これは長期保有したくなりますね。
各種サービス割引の株主カード
もう一つは「株主カード」が貰えます。こちらは9月末、3月末どちらでも貰えます。
株主カードはカードの提示によって、オリックスグループが提供する各種サービスを割引価格で利用することができます。
- プロ野球オリックスのホームゲーム:優待価格
- 京都水族館・すみだ水族館・新江ノ島水族館:入場料金10%オフ
- オリックスレンタカー:
・基本料金が30-50%OFF
・カーシェアリング新規入会で「発行手数料(1,000円)無料」&「月額基本料2ヶ月無料」&「4,500円分時間料金無料×2ヶ月」
・オリックスU-carで中古所購入時に3万円OFF - ゴルフ場:ドリンク1杯無料
上記のような一例があります。この優待カードはオリックスグループが提供する各種サービスが基本なので、より優待が欲しいのであれば、エポスカードをおすすめします。このエポスカードはカブトは違ってクレジットカードなため、無料で取得することができます。
オリックスの配当はいくら?
2018年度中間配当は1株27円、2018年度期末配当は1株39円の年間1株66円でした。2017年度の年間配当額は52.25円でしたので、およそ26%の増配となっております。
引用:オリックスHP
グラフを見れば分かりますが、9年連続の増配、さらには6年連続で2桁増配されています。9年前と比較すると、配当は9倍以上にもなっています。
配当性向も27%と20-30%の間に収まっており、平均的とも言えるでしょう。2019年度中間配当は1株30円予想と増配されています。
現在(2018/6/20)オリックスの株価は1,810円であり、昨年の配当金を元に利回りを計算すると、なんと配当利回りは3.5%以上となっております。
ちなみに株主優待と配当金を合わせた合計の利回りは約6%です。
オリックスの魅力のまとめ
<オリックスの株価の推移>
おおよそ1,500円~2,000円の間で推移しております。1,500円になったら間違いなく買いだと思いますね。
上記をまとめると、間違いなく投資できる企業と判断できます。
- 株主優待の魅力がある
- 配当利回りも良い
- 53年連続黒字経営
- 9年連続の増配
- 今後の事業にも期待ができる
特にオリックスの株主優待もあることから、3年以上の長期保有をしたいです。
温泉好きならば、極楽湯もおすすめです。