3月4月5月の残業は、減らした方がお得!?

3月4月5月の残業は、減らした方がお得!?

こんにちは、けんちょぴです。
みなさんお仕事は年度末で忙しい時期でしょうか。または、新年度の準備で忙しいでしょうか。
今回は、ちょっぴりお金について役に立つことを書きました。これからの会社生活のお役に立てればと思います。

※この記事は、今騒がれている裁量労働制ではなく、働けば働くほど残業代が支給される方を対象としています。また、残業代が発生することから、基本的なサラリーマンを想定しています。

毎月ワクワクしながら給与明細を見ていますが、毎月税金や社会保険料が天引きされていますよね。
なんでこんなに税金が引かれているんだ、なんで保険料がこんなに高いんだ。と思うことがしばしばあります。
払うべきお金だから仕方がないと諦めていませんか?できれば少しでも安くしたくないですか?
そんな夢のような方法があるんです。誰でも意識さえすれば毎月引かれる保険料を安くすることができます。
どうやって実現するかこれから説明していきます。

給与から何が天引きされているのか?

給与からは、基本的に「税金」「社会保険料」です。会社員ならば、この2つがおもに天引きされていると思います。
(労働組合活動費や財形貯蓄、持ち株会、団体保険などは割愛します。)

税金

所得税
 →1年の所得によって決定
住民税
 →前年の所得金額によって決定
基本的に税金は、1年間の給料に対して決まります。

社会保険料

健康保険
 →標準報酬月額(50段階)よって決まる
  詳しくはこちら(全国健康保険協会)を参照
厚生年金保険
 →標準報酬月報(31段階)によって決まる
  詳しくはこちら(日本年金機構)を参照
雇用保険
 →給与の0.3%
介護保険
 →40歳以上が対象

ここでの疑問で、標準報酬月報とはなんぞや?なんで社会保険料だけ標準報酬月報を採用しているのか?

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標準報酬月報とは?

この標準報酬月報とは、4月5月6月の給料(いわゆる額面)の平均によって決められています。
簡単な計算式です。(4月給与+5月給与+6月給与)/3=標準報酬月報です。
注意事項として、この給与には交通費も含まれます。
よほど大きな昇給がない限り、その年の9月から翌年の8月までその標準報酬月報で計算されます。

基本的な会社ならば
3月の残業代は4月に支払われる。
4月の残業代は5月に支払われる。
…と1ヶ月遅れで残業代が支給されると思われます。
つまり、3月4月5月の残業時間が増えれば増えるほど、4月5月6月の給料は上がり、標準報酬月報も上がります。
言い換えると、3月4月5月の残業時間を減らせば減らすほど、標準報酬月報は下がり、健康保険料や、厚生年金保険料は減ります。

なんで社会保険料だけ標準報酬月報を採用しているのか?

簡単に言うと、毎月毎月計算がめんどくさいから。だそうです。
システムエンジニアの私からすると、計算できるソフト作れそうと思うのですが、難しいんですかね。
その上で、4月~6月の給料は安定している傾向があるのも一つの理由だそうです。

税金を多く払うことはデメリットだけではない?

3月~5月に残業を多くすることでのメリットは下記の通りです。
まずは、将来の老後に受け取る年金が増えることです。これはみんなが恩恵を受けられることです。

他には、病気や怪我で長期的に休むときに使える「傷病手当金」が増えるとです。
傷病手当金は標準報酬月額を30日で割った、「標準報酬日額」で計算されます。

さらに、出産時の「産休手当」や育児時の「育児手当」が増えることです。こちらも標準報酬日額によって受け取る金額が決まります。

個人的なまとめ

標準報酬月報が増えることで、将来受け取る年金が増えることは一つの魅力かもしれません。
しかし、その他は今の世の中、年金は減る傾向にあり、特に旨みはないと私個人的には思います。
今の1万円と老後の1万円に同じ価値があるとは思えません。

とは言ったものの、残業を調整することは難しいと思います。
特に3月は異動者の引き継ぎ、4月は新年度のバタバタなどが重なり、
残業時間を容易に減らすことは難しいかもしれません。だからと言って諦めるのは早いです。

最近では働き方改革に乗り出している企業も多くあり、
メリハリをつけて働くことが良い風潮になりつつあります。
そのため、がんがんPDCAを回せるように意識してみましょう。
下記はPDCAが苦手という方におすすめの一冊です。