ゴールデンウィーク真っ只中の2018年5月2日に、銀行系の嫌なニュースが飛び込んできました。
ATM常時無料であった新生銀行の改悪発表です。新生銀行の変更点の解説と、それに代わりそうなメインバンクを紹介します。
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新生銀行のATM手数料の改悪内容とは何か?
今までの新生銀行は、何度入金しても、何度引き落としてもATM手数料が無料でした。新生銀行は単体のATMを持っていないため、他の会社のATMと提携しています。使用できるATMはこちらです。
しかし、2018年10月7日(日)より、新生スタンダードステージの方はATM出金手数料が108円(税込み)掛かるようになります。
今まで同様ATM手数料を無料にするにはどうする?
新生ゴールドステージ、または、新生プラチナステージになれば、これまで同様出金手数料は無料のままです。
2018年10月に新生ゴールドステージまたは、新生プラチナステージになるためには、下記条件を2018年8月までに満たす必要があります。
新生ゴールドステージになるには?
下記いずれかに当てはまればよいです。ゴールドステージの条件は多いです。
- 預け入れ資産の月間平均残高200万円以上
- 外貨預金など所定の投資商品の月間平均残高30万円以上
- 新生パワートラストの残高合計100万円以上
- 円普通預金などの月間平均残高100万円以上
- 新生スマートカードローンの借り入れ月間平均100万円以上
- 新生スマートカードローンプラスの借入が1円以上
- 新生スマートカードレイクの借入が1円以上
- 新生アプラスゴールドカードの自動引き落としが1円以上
- パワービルダー(自動積立型外貨定期預金)の引き落としがある
- 投信積立にて投資信託を購入する
- THEO+の積立の引き落としがある
- 新生銀行FXで10万通貨以上約定
上記に加えて、「プリペイドカードGAICAへのチャージ」を検討するようです。
新生プラチナステージになるには?
下記いずれかに当てはまればよいです。ゴールドステージと比較すると、プラチナの方が条件が狭く厳しいです。
- 預け入れ資産の月間平均残高2,000万円以上
- 外貨預金など所定の投資商品の月間平均残高300万円以上
- 新生パワートラストの残高合計1,000万円以上
- パワースマート住宅ローンのご利用
- ラグジュアリーカードの自動引き落としが1円以上
新生銀行に代わる銀行はどこだ?
一般的なサラリーマンならば、メガバンクでも給与を受け取ると月◯回までATM出金手数料無料ということもあります。実際におすすめの銀行を比較してみました。
三菱UFJ銀行
スーパー普通預金(メインバンクプラス)
「給与の受け取りが1回あたり10万円以上/月」の場合、シルバーステージとなり、提携先コンビニATMの利用手数料が月2回まで無料となります。
スーパー普通預金の詳細はこちらまで。
三井住友銀行
SMBCポイントパック
「給与受取または年金の受取」がある場合、コンビニ等のATM利用手数料が月3回まで無料となります。三菱UFJ銀行と違って三井住友銀行はHPを見る限り、給与の受取額の制限はないようです。
SMBCポイントパックの詳細はこちらまで。
みずほ銀行
みずほマイレージクラブ
給与受取によってATM利用手数料が無料になる制度はないようです。その代わりみずほマイレージクラブカード(クレジットカード)を作成することで、ATM利用手数料が月4回まで無料になるようです。クレジットカード自体も無料で作成できるので、楽さはメガバンクの中ではみずほがリードしているか?
みずほマイレージクラブの詳細はこちらまで。
イオン銀行
イオンやミニストップに設置してあるATMならば24時間365日いつでも無料です。
ローソンやファミリーマートに設置してあるATMならば、所定の手数料を支払えば入出金等ができます。しかし、セブン-イレブンに設置してあるセブン銀行は、入出金等のサービスが利用できません。
利便性を考えると、他行よりも劣っているかもしれませんが、イオンカードセレクトを持っている方は、普通預金金利が0.1%となります。これはメガバンクと比較すると100倍の数字です。特定の条件等ありますので、詳細は下記参照ください。
イオン銀行の詳細はこちらまで。
住信SBIネット銀行
スマートプログラム
・総預金残高月末30万円以上
・総預金残高月末1,000円以上かつ30歳未満
イチオシの銀行で、上記のどちらかに当てはまれば、ランク2となり、月5回までATM利用手数料が無料となります。この2つが比較的達成しやすい条件であり、もちろん他の条件もあります。
他行宛振込手数料はランクによって変化があるものの、月1~10回まで無料となっております。
スマートプログラムのの詳細はこちらまで。
ソニー銀行
ソニー銀行が新生銀行の代わり第一候補になるのではないでしょうか。
セブンイレブン、ミニストップでのATM使用料が24時間365日何回でも無料です。制限がないのは、今回紹介する中では唯一です。ローソンやファミリーマートでは月4回まで無料ですので、十分許容範囲です。
併せて他行宛への振込手数料も月1回まで無料です。
ソニー銀行の詳細はこちらまで。
本当に銀行が必要?クレジットカードは代わりにならない?
新生銀行メインバンクでよくお金を引き出していた方はよく考えて下さい。ここがライフスタイルの大きなターニングポイントです。
わざわざATMでお金を降ろすよりも、クレジットカードを使用することを考えてみませんか。
現金決済と比べると、クレジットカードならば年会費が無料でポイント還元もあります。
例えばリクルートカードならば、還元率は驚異の1.2%です。月に5万円現金決済しているところ、クレジットカード払いにすれば、なんと年6,000円分のポイントが貯まります。
当たり前ですが、年会費は無料です。
ポイント還元率が業界トップ水準!!
他にもエポスカードを持っていると、エポトクプラザという優待を受けられますので、10%OFFになる店や飲食店があります。こちらももちろん年会費は無料です。
優待充実しながらも年会費無料!!
LINE Payならば、プリペイド感覚のクレジットカードとして使用することができます。
私はコンビニでおにぎり1個買うのでさえも、クレジットカードで支払います。わざわざ面倒くさいパスワード入力やサイン等もないので、現金よりスピーディーに支払いが終わります。
新生銀行の代わりの銀行のまとめ
それぞれの長所がありますが、自分のライフスタイルにあった銀行が良いです。
例えば、家の近く・会社の近くなど生活範囲内にメガバンクがあるならば、わざわざコンビニでお金を降ろさなくてもATM使用料は無料かと思います。反対に、生活範囲内にコンビニしかないのであれば、住信SBIネット銀行やソニー銀行がおすすめとなってきます。
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