こんにちは、けんちょぴ(@kenchopi17)です。
皆さん生命保険に入っていますか。独身の場合『もし今亡くなっても、誰もお金に困らないから生保には入っていない』って方が多いのではないでしょうか。私もそのような考えでした。
しかし、明治安田生命が販売している『じぶんの積立』の生命保険だけは、独身の方にでもおすすめできます。私は実際に加入しましたので、この『じぶんの積立』の特徴やメリットを紹介していきます。
『じぶんの積立』は生命保険として考えるのではなく、生命保険料控除枠を使用するつもりで契約。
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『じぶんの積立保険』の特徴
明治安田生命保険会社から販売されている生命保険の保険商品です。
通常の生命保険だと、亡くなった時の保険金支払いが大きな目的を占めているかと思います。しかし、この『じぶんの積立』は後述しますが、保険金支払いの能力はそこまでありません。
通常の生命保険と違う『じぶんの積立』の特徴は大きく4点です。
- いつでも元本保障&満期返戻は103%
- 保険料の払込は5年間まで&保険期間は10年間
- 保険料は5,000円から、最大20,000円まで
- 診査・健康状態の告知は不要
それでは、特徴を一つ一つ紹介していきます。
特徴1. 『じぶんの積立』はいつでも元本保証&満期返戻は103%
毎月毎月積み立てしている中で、やっぱ止めたいな。と思う方もいるかと思います。
途中で解約すると、払い込んだ保険料(元本)を保証していない生命保険が多数です。そんな中、期中の解約時でも自分で支払った保険料が必ず全額戻ってくるのは嬉しいですね。
1点だけ注意点です。万が一、明治安田生命が倒産してしまったら、元本保証されない可能性があります。しかし、あの明治安田生命が潰れる可能性などあるのでしょうか。ほぼあり得ないと思いますが。。。
一応生命保険会社が倒産した場合には、生命保険契約者保護機構という存在もあります。そもそも明治安田生命保険会社が潰れるなんて信じられませんので、この機構についての説明は割愛します。
特徴2. 保険料の払込は5年間まで&保険期間は10年間
この『じぶんの積立』は生命保険と言いつつも積立に特化しており、払込期間が短いです。そのため、コツコツと積み立てても5年までと決まっており、最大5年×12ヶ月×2万円の120万円の積立が可能です。
保険料の払込は5年間のみですが、保険期間は10年間続きます。微々たる保険金ですが、5年の保険料払込に関わらず、その後の5年間も保険が有効なのは嬉しいポイントでしょうか。
特徴3. 保険料は5,000円から、最大20,000円まで
一口5,000円と決まっており、本人の希望によって最大4口までです。
上記のように、5,000円×4口以外は積立できません。
じぶんの積立は4つ金額から選択可能
- 5,000円
- 10,000円
- 15,000円
- 20,000円
特徴4. 診査・健康状態の告知は不要
通常の生命保険では診査や告知が必要です。なぜなら、死亡のリスクによって保険料が変わったり、保険申込みすらできないこともあるからです。
しかし、この『じぶんの積立』では告知が不要なので、健康状態に不安のある方、既往症のある方でも申し込むことができます。このような告知が不要なのは嬉しいポイントです。
『じぶんの積立』最大のメリット:保険料控除を使用することができる
積立なんて会社の確定拠出でもできるので、そこまで嬉しいポイントではありません。
この『じぶんの積立』の最大のポイントでもあり、メリットは生命保険料控除を使用できることです。
会社員(サラリーマン)の方なら分かると思いますが、多くの税金を毎月支払っています。その内『所得税』と『住民税』の税金が、この生命保険料控除によって安くなります。いわゆる節税です。
毎月5,000円の積立の場合、下記の通り節税額をまとめました。あくまで一例であり、他の控除があると変わる可能性があります。
所得税 | 住民税 | 合計 | |
300万円 | -3,500円 | -2,800円 | -6,300円 |
500万円 | -7,000円 | -2,800円 | -9,800円 |
800万円 | -8,050円 | -2,800円 | -10,850円 |
年収500万円の方は、月5,000円(年間6万円)の保険料を支払うことで、約1万円の節税となります。つまり、還元率はおよそ17%です。
ちなみに契約時にはお土産もらいました。気持ちが嬉しいですね。(必ず貰えるかは分かりませんので、ご注意ください。)
『じぶんの積立保険』のデメリットは?
保険申込みが職員との対面が必要
今の時代、インターネット一つでも申込みはできそうですけど、この商品は対面での申込みが必要です。対面での申込みなので、アポイントメントを取るのも必要なのが、少しめんどくさいですね。
実際の対面申込みの際には、自分の自宅や明治安田生命の支社、駅近くのカフェで職員と会います。カフェでは恐らく職員の方がご馳走してくれると思いますが、万が一自腹の場合もあると考え、私は明治安田生命の支社にしました。
生命保険としての保険金が少ない
『じぶんの積立』は積立としての能力が高いため、死亡給付金や災害死亡給付金は期待できない金額です。具体的には下記にまとめた通りです。
保険料払込期間中(1~5年目) | 保険料払込期間満了後(6~10年目) | |
災害死亡給付金 | 既払込保険料の1.1倍 | |
死亡給付金 | 既払込保険料と同額 | 積立金相当額 |
解約時の返戻金 |
このように、『じぶんの積立』は積立に特化しているため、生命保険としては魅力的ではありません。もし、保険金を残したいのであれば違う生命保険をおすすめします。
既に生命保険に入っている方にはあまり旨味がない
この『じぶんの積立』は満期返戻金103%が一番のメリットではありません。生命保険料控除を最大限に活用することが一番の目的です。
既に生命保険に入っている方は、生命保険料控除を使用しているかと思い、『じぶんの積立』最大の目的でもある生命保険料控除が活用できません。
そのため、既に生命保険に加入している方は『じぶんの積立』に入る必要はありません。
『じぶんの積立』のまとめ
とにかくこの『じぶんの積立』は、まだ生命保険に入っていない方におすすめです。
反対に、既に生命保険に加入している方にとっては、あまり旨味を感じられませんので見送ったほうが良いでしょう。
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こちらは税金対策になりそうです。残業代が出る方は、3月4月5月の残業を減らすと税金が安くなります。業務を調整できる方は、できる限り残業を減らした方がお得です。